「今年こそは手帳を書き切りたい!」
「気合い入れて読書ノートを作るぞ!」
こんな風に手帳・ノートへのモチベが上がることがしばしば。
けど正直、2ヶ月も経たずに挫折してしまう人が多いのではないでしょうか?
書く言う私も三日坊主の常習犯。…だったのですが!
今、飽きずに手帳を続けられています。
せっかくなのでそのポイントをシェアしていきますね✨
手帳・ノートの挫折を防ぐためにやったこと
私が「お、最近手帳が続いてるぞ…?」と感じた要因をここで分析していきます。
具体的には次のような手帳の運用が、挫折を食い止めるポイントだと考察できました。
- いきなり本番環境で運用しない
- 書くことを細かく決めすぎない
- デコらずシンプルに書く
- ここまでやってから本番用の手帳を買う
❶いきなり本番環境で運用しない
手帳や◯◯ノートに挑戦する前に、なんでもノートやコピー用紙で予行演習!
例えば食事記録の手帳を作るとして、予行練習しておけば次のような発見を得られます。
- そもそも食事記録は自分に必要ない?
- マンスリーよりウィークリーが合いそう
- 食べた時間の項目はいらないかも
ちょっといいノートを買ったのに数ページで挫折…となると自己肯定感が鬼下がります。
まずは「この手帳術は自分に合ってる?」「続けられる自分をイメージできる?」というテストから始めてみませんか?
❷書くことを細かく決めすぎない
例えば読書ノートなら
出版社/ページ数/作者の来歴/作者の代表作/帯のキャッチコピー/キャラクター相関図/編集者情報/表紙イラストの分析/超詳しいネタバレ/レビュー・口コミ/受賞歴…
…毎回こんなに書いては、すぐに心が折れます。
私なら本題に入る前に「メンドクサ…」とペンを投げ出すでしょう。
日々の手帳だって、書くことはシンプルでいいんです。
私がようやく続くようになった手帳も
- 一言日記
- できたこと3〜5つくらい
- 1日の合計作業時間
これしか書いていません。
いろんな項目をレポートのように書く手帳運用には、正直憧れる。
けど、項目の細かさが苦痛になるくらいなら、最初からシンプルな運用にとどめたほうがマシだと思います。
❸デコらずシンプルに書く
ステッカーやペンで綺麗にデコっている手帳垢って、見るたびに感心します。
でも、いざやってみても見た目に納得がいかないと、手帳を開くたびにゲンナリ。そうすると手帳やノートへのモチベが下がるので、シンプルさ第一です。
シンプルにまとめるポイントは、使うペンを固定すること。
「黒のペン」が2本あっても、かすれ具合や太さ、色などがそれぞれ変わります。毎回同じペンで書くと見た目に安定感が出て、崩れた印象を抑えられます。
私が使っているのは、無印良品の黒ペンと和風色のマーカー2色(ブルー系・グレー系)。
❹ここまでやってから本番用の手帳を買う
ここまでの予行練習を1週間ほど続けると「この運用方法なら本格的に続けられるかも」と手応えを感じられます。
予行練習で自信を持てたら、いよいよ本番用の手帳やノートを買いましょう!
ポイントは、新しい手帳・ノートをいきなりは使わないこと。
なぜなら、手帳・ノートをあえて寝かせることで、新しいツールへのモチベが上がるから!
購入後、1週間くらいは予行練習を続けるのがおすすめです。
「早くこの可愛い手帳に書きたい…」
「新しい手帳にはまず◯◯を書こう…」
このようなワクワクを膨らませて、本番環境への熱を育てておきましょう。
❺できれば人に見せる
InstagramやX(旧:Twitter)で、書いたものを人に見せるのがおすすめ。
中身を見せるのが難しい場合は、表紙の写真や「書いたで」の報告だけでもOKです。
周りからリアクションをもらえると、モチベが高まります。
特にInstagramでは、手帳・ノート好きの界隈が存在しています。そういう人と繋がれると、人の手帳を見て刺激をもらったり、いいねなどで元気をもらえたりと、いいことづくしです。
三日坊主を防ぐには本でノウハウを完コピするのも良き
手帳術・ノート術系の本がたくさん出版されています。
ピンとくる書き方が決まらないときは、いろんな本を読んでマネから始めるのがおすすめ。
何冊か読んで実践を繰り返すうちに「この手帳術、意外とハマったな」っていう方法論に出会えます。
最初の1冊でバッチリ自分に落とし込めなくてもOK。
私も数冊読んでようやく「コレだ」っていう本を見つけました。
そこでここでは、私が読んでよかったおすすめ本を2つ紹介します。
スケジュール重視で習慣化したいなら
>>あなたを天才にするスマートノート
千本ノック的に「書く」ことを体に叩き込みたいなら
>>ゼロ秒思考
❶あなたを天才にするスマートノート
オタク文化の評論をやっている推しおぢが書いたノート術本。
書くことに慣れない人でも、小さなステップを踏んでノートを習慣にできるようなスケジュールを解説してくれています。
本人の実際のノートも画像化されていて、それを解読するのも面白いです。
なお、紙本は絶版になっているのか、プレミア価格になっています。今から読むならKindle版がおすすめ!
アマプラ会員だと読み放題対象になっている時期もあります。
❷ゼロ秒思考
「思考できる人」を目指すための、書くトレーニングを紹介した本。
ざっくり言うと、こんな感じのトレーニングを積み重ねて「書く」「考える」を体に染み込ませます。
- A4用紙1枚に1テーマを書く
- 1分以内で1枚をササっと埋める
- 毎日10ページ書く
「書いた紙をどう保管すればいいの?」といった部分まで具体的にマネできるようになっているのも嬉しいところ。
手順を示してもらいたい人、書くことそのものに慣れていない人に特におすすめです。
柔らかい言葉で書かれていて、活字をあまり読まない人でもサクッと理解できます!
「あなたを天才にするスマートノート」と比べて読みやすいのはこっち!
手帳を選ぶポイント
システム手帳やほぼ日手帳など、いろいろ挑戦してきました。
結局、今継続的に書けているのはシンプルなウィークリー手帳です。
私の手帳は、書けるスペースが決して広くはありません。デザイン重視で選びました。
でも「もう少し書きたいんだけど、場所がちょっと足りない」と思うくらいの方がちょうどいいように思います。
少なくてもいいから「何かしら書く」ということ自体が大切だと思うからです。
システム手帳を使った効率的な自己管理だったり、コンセプトを決めてほぼ日に毎日しっかり書き込むであったり。
こういった手帳術には憧れますが、挑戦するのは「何かしら書く」ができるようになってからで遅くはありません。
最初は、毎日ムリなく埋められるよう、書くスペースが少し足りないくらいの手帳でOKだと思います。
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