「セルフマネジメント」とは、日本語で自己管理を表す言葉。
メンタルを一定に保ったり、仕事を円滑に進めたりするために、自分を自分でコントロールするような行動をセルフマネジメントと言います。
…こうやって定義を知るとなんとなくわかった気にはなる。けど、実際何から始めればいいかわからない方が多いのではないでしょうか。
しかも、アラサーともなると、メンタル面とか色々悩みが増えるところ。
そこでこの記事では、メンタルを重視したセルフマネジメントのアイディアを5つシェアしていきます。
アラサー女性が生きやすくなるヒントになれば嬉しいです。
セルフマネジメント①とりあえずノートを書く
ノートを使ったセルフマネジメントは、ジャーナリングとも呼ばれます。
その瞬間に頭に浮かんでいることをなんでもいいからノートに書き出すこと。そうすると、自分を客観視して、頭の中を整理できる効果があります。
とはいっても、最初は何を書くべきかわらずペンが進まないもの。
- 今できていること・できていなこと
- そこからわかる課題
- 課題を解決するためにやれること
この3つを書くだけでも、思考が結構クリアになるのでおすすめです。
セルフマネジメント②なりたい姿の解像度を上げる
自分が理想とする人間像・女性像をハッキリさせて、自己成長に繋げる方法。
プライミング効果といって、見聞きした情報が自分への暗示となって、行動に影響をもたらすことがわかっています。
もう少し簡単に言うと
こんな風になりたい、などを事前に思い描いておくことで、後の行動がそれに引っ張られる
- なりたい姿の想像を膨らませる
- 素敵だと思ったイメージを画像でストックする
- 憧れの人を見つけて分析する
などの方法で、自分の理想をハッキリさせてみましょう。
セルフマネジメント③ストレス解消の方法を考える
ストレス解消法のアイディアをまとめたものを、コーピングリストと呼びます。
リスト化すると、いざストレスに直面したときに、自分をケアするための最適解を迷わず選べるようになります。
逆にリストがないと、感情に任せた行動に走り「こんなことしなければ良かった」とかえってモヤモヤが残る結果に。
例えば何かあったときの行動として
- ムシャクシャを晴らすために脳死で爆食いする
- お気に入りのコンビニスイーツを買って、ネトフリ見ながらゆっくり食べる
これなら②のほうが、ネトフリを見ながらゆっくり自分を癒せますよね。スイーツとネトフリでモヤモヤが残ってしまっても、リストから次の行動を探せばOK。
そうすれば、無意味な爆食いや爆買いで後悔することはありません。
セルフマネジメント④人との繋がりを増やす
「社交的になれ」
「パリピの友達を増やせ」
と言いたいわけではありません。SNSなどのオンラインのつながりでも十分です。
関わる人に影響されて、良いようにも悪いようにも自分が動いてしまいます。例えば英語の勉強を頑張っている人なら、同じように英語を勉強している人と関わった方が、周りからやる気や刺激をもらえます。
周りからアドバイスをもらったり、頑張っている姿を見たりすると、自分も目標に向かって頑張ろうと思えます。
アラサーになって新しいコミュニティに飛び込むのは勇気がいるけど、周りに引っ張られて自分が少しずつ変わっていくはず。
私はコミュニティ機能が強いスキルスクールに入って、アラサーになってから新しい分野の勉強や、同じように頑張る人と交流する機会にしています。
セルフマネジメント⑤体調を整える
体調って若いうちは軽視しがちですが、マネジメントできると生活の質がかなり変わります。
特にアラサーは生理周期でメンタル的にも肉体的にも影響を受けるもの。
私も小さな体調のトラブルに悩んでいましたが、実は生理周期の影響だとわかりました。アラサーになって初めて、体のケアを気にかけ始めたんです。
眠気や気分の落ち込みなどでずっと生活がガタガタになっていたのが、生理(PMDD)によるものでした。
ほんの小さな体の悩みでも、原因を探して向き合ってみると、生活が変わります。自分にとって当たり前で見て見ぬふりをしていた小さな悩みも、直してみたら案外生活が楽になったり。
体調で気になることがあったら、ぜひマネジメントを始めてみてください。
アラサーから始めるセルフマネジメント
セルフマネジメントのアイディアを知っておくと、自分をうまくコントロールできない時にやるべきことが見えてきます。
特にアラサーは、仕事でも自分のことでも色々と悩みが尽きません。
「ご自愛系はもう少しおばさんになってから気にすればいい」
と自分をないがしろにせず、セルフマネジメントで自分を軌道修正していってくださいね。