「フリーランスになりたいけど、私には無理だと思うし…」
といったネガティブな相談が、インスタのDMでよく届きます。
フリーランスってなんだか難しそうとか、限られた人がなれる特別な職業な気がしてハードルが高く感じてしまいますよね….
正直、責任感があってスキルアップの意識が強い人ならフリーランスで成功すると思います!
しかしそれを聞いて不安がなくなるような簡単な話ではないと思います。そこでこの記事では現役フリーランスとして生計を立てている私が、以下の内容を解説します。
- フリーランスに向いている人のマインド的な特徴
- フリーランスに向いている人の環境的な特徴
- 向いていない人の特徴
自分に当てはまることがあったら、フリーランスという選択肢も視野に入れてみてくださいね。
フリーランスに向いている人のマインド的な特徴4選
フリーランスと聞くと、特別な能力を持った人がなれる限定的な職業のように感じてしまうことも。
ですが重要なのはマインド(心意気)です。
特に次の特徴に当てはまる人は、フリーランスで活躍できる可能性が高いです!
- 新しい出会いが好きな人
- 自分で道を切り開きたい人
- 自分を律することができる人
- ガンガン稼ぎたい人
- スキルアップの意識が強い人
さらに具体的に、1つずつの特徴を解説します。
1.新しい出会いが好きな人
積極的に人と繋がれる人はフリーランスでかなり強いです!
私もフリーランスでやっていけてるのは、人との出会いを作るために自分で動いたから。
もちろん自分を守るために慎重な判断も必要です。しかし出会いを広げていく勇気があると、困った時に相談できる人を作ったり、新しい仕事のきっかけを生み出したりできます。
「出会い」というと身構えてしまうけど、SNSを使ったオンラインの繋がりでもOKです。
2.自由に道を切り開きたい人
会社の決まりに従ったり、上司の言いなりになったりすることにモヤモヤするタイプの人は、フリーランスのほうが気が楽かも。
フリーランスになって自分で道を作っていくのはスッキリするかもしれません。
フリーランスになると、
- どんな人と
- どんな仕事を
- どこで
- どのくらい
- どんな風に
これらのことを全部自分で決められます。
私も会社員をしていた頃より、自分の人生を自分で作っている感覚を強く持てるようになりました。
3.自分を律することができる人
良くも悪くも自由な立場がフリーランス。自分を律する(コントロールできる)人でないと、失敗を生んでしまいます。
自分をコントロールできずに発生する大きな問題が「納期遅れ」。
やることの優先順位を考えたり、進捗を把握して適切に計画を立てたりして、仕事を成功に導く力が重要です。
やる気が出ない日もありますが、そんな時に自分で自分を上手に動かせないとキツイです…。
4.ガンガン稼ぎたい人
会社員の場合、1億円の家を売ったからといって、自分の給料が1億円増えるわけではありません。良くてボーナスや歩合の手当てが増える程度です。
その点フリーランスは、決まった給料にとらわれることなく青天井に稼げます。
例えば50万円で仕事を受けて無事にこなせば、その50万円は自分で丸ごと受け取れるんです。一部の仕事を人に頼んで10万円払っても40万円は残る計算。
ぶっちゃけ会社員よりも効率的に稼げます。
私の場合、フリーランスになって会社員時代の2.5倍くらいを稼げるようになりました。3150。
フリーランスが向いている人の環境的な特徴3選
次の環境で困っている人は、フリーランスになったほうが気持ち良く過ごせるかもしれません。
- 転勤族の配偶者さん
- 持病や障害がある人
- 家族のお世話が必要な人
フリーランスデビューが悩みを解決するきっかけになるかもしれません。それぞれ詳しくみていきましょう。
1.転勤族の配偶者さん
旦那さんや奥さんが、仕事の都合でよく転勤する人もいると思います。転勤のたびに、自分の仕事を辞めるか単身赴任をお願いするか判断することになるでしょう。
しかしフリーランスなら働く地域を選びません。店舗を構えるタイプのフリーランスでなければ、引っ越し先でも変わらず仕事を続けられます。
道具やネット環境さえあれば海外でも活動できます。
2.持病や障害がある人
体調の都合で休みがちでも、フリーランスでは柔軟に働けます。自分で働く時間を決めたり、仕事量を調整したりできるからです。
また、働きやすい環境を自分で作れるのもポイントです。
持病により音に敏感でヘッドホンをしていないと不安がある。でも職場ではヘッドホンをつけられない。このように悩む人も、フリーランスなら働き方を自分でカスタマイズできます。
3.家族のお世話が必要な人
子育て中や介護中で、なるべく家にいたい!と思う人もフリーランスが向いています。
フリーランスなら家族が助けを必要としたらすぐに駆けつけられますし、家族の保育園や病院への送迎も、柔軟に時間を作れます。
急な体調の変化が多い小さな子供がいても、パート先に気を遣うことなくお迎えに行けますよ。
フリーランスに向いていない人の特徴
ここまでフリーランスの良い点を中心に伝えてきましたが、もちろん向いていないタイプの人もいます。
- 勉強することが嫌いな人
- お金の管理が苦手な人
- 行動の勇気が出ない人
仕事を辞めてから「なんか違うぞ…」と後悔しても遅いので、向いていない人の特徴も念の為確認しておきましょう!
1.勉強することが嫌いな人
実はフリーランスは、大人になっても勉強することが大切です。
自分よりスキルの高い人がいると、仕事相手は「じゃあスキルの高い人に仕事を頼んだほうが安心だよね」と思います。つまり勉強をサボるとスキルのある人に仕事を奪われ、稼げなくなってしまうんです。
勉強といっても、受験勉強のようなイメージではありません。もっと良い仕事をしてクライアントに貢献できるよう、レベルを上げていくイメージです。
2.お金の管理が苦手な人
会社員では、税金・年金など支払わなければならないお金は給料から自動的に天引きされています。それらの手続きも、会社からの案内に従っておけば結構スムーズに進みますよね。
しかしフリーランスは全部自分で管理しなければなりません。税金の額を決めるために確定申告したり、期日までに保険・年金・税金の支払いをしたり。やることは意外とたくさんあります。
特に税金は、稼いだ翌年に時間差で請求されます。計画的にお金を残しておくなど、管理能力がないと失敗してしまいます。
3.行動の勇気が出ない人
最後は根性論的ですが、勇気がないとフリーランスでの成功は難しいです。
- 仕事は自分から掴み取りにいく
- 無茶な要望はきちんと断る
- 支払いや連絡をハッキリと催促する
など、勇気を出すべき場面はたくさん。
「うーん、どうしよう…」と悩んでいてはチャンスを逃し、仕事をもらえず稼ぎになりません。
ここまで色々伝えたけど…
「向いている人の特徴」に当てはまらなくても、フリーランスになれないわけではありません。
苦手なことがあれば人を頼るなどしてフォローしていけばOKです。
重要なのはとりあえず始めてみること!
まずは趣味からでも副業からでも気になっていることを始めてみて、向き・不向きを確かめてみてください◎