「文系大学生だから暇っちゃ暇。でもバイトダルい」
「金持ち学生がバイトせずに過ごしてるのが羨ましい…」
「バイトで消耗せずにお金欲しい…」
大学生なら一度はこんな風に考えたことがあるのではないでしょうか。
大学生の頃は私も「できればバイトせずにニートしてたい」と思ってました。
ええ、もちろん。
そこでこの記事ではバイト以外で稼ぐ方法をかなり踏み込んで解説していきます。
- バイトしたくない大学生のための選択肢
- 大学生でもできるフリーランス活動
- フリーランス活動の始め方
- バイト以外の仕事を探せる場所
- やらないほうがいい稼ぎ方
私も「バイトしたくない」が勝ちすぎて大学生フリーランスとして稼いでいました。
バイトにプラスしてフリーランスをしていた形だけど、周りの学生の話よりはかなり参考になるはず!
この記事でバイト以外の具体的な稼ぎ方を知り、チャレンジしていってくださいね。
【実は…】大学生の全員がバイトをしているわけではない
自分的には「バイトしたくない…ダラダラしてたい…」
って思っても、親に「バイトは絶対するもの!」 と言われていませんか?
とりわけ金持ちでもない一般家庭出身だったり、私立大学に進学したりすると、ぶつかるのはお金の壁。
お小遣いくらい自分で稼ぐのは、まあ当たり前に求められます。
でも「稼ぐ=バイト」の方程式は脳死です。
実際、バイトをしている大学生の割合は2021年時点で62.9%。
バイトをしていない側の約4割が全員「親が太い」「忙しくてバイトなんて手が回らない」という状況だと思いますか?
バイト以外の稼ぎ方でうまいことお小遣いを稼いでいる人もかなり多いってことなんです。
まずは「稼ぐ=バイトしなきゃ」以外にも方法はあるということを覚えておきましょう。
バイトしたくない大学生のための選択肢6選
時給制の普通のバイト以外でも、稼ぐ方法は意外と多くあります。
どうせなら「実家で親のスネをかじる」以外の稼ぎ方を伝授していきますね。
- フリーランス活動をする
- 単発バイトで時々稼ぐ
- 学内バイトをする
- 長期インターンを探す
- 治験バイトに参加する
- 奨学金を借りる
ところどころで「バイト」と付いていますが、普通のバイトとは違う裏技的な内容です。
つずつ詳しく伝授してゆく!
1.フリーランス活動をする
フリーランスは、簡単にいうと個人で仕事を請け負って稼ぐスタイルのこと。
クライアント(仕事相手)から頼まれた仕事をこなし報酬をもらいます。
在宅ワークを前提とした仕事を選べば、働く場所も時間も自分で選べます。
基本個人で活動するので人間関係の悩みは減るし、嫌な仕事相手とは関係を切るのも自由。
個人で稼ぐ力を身につけて就活を放棄することも難しくありません。
2.単発バイトで時々稼ぐ
単発バイトなら、好きな時にだけ働けばOK。
バイトではあるけど、1日〜数日限定のお仕事だからです。
- 専用サイトで気になる仕事を探す
- バイト当日に集合場所へGO
- 説明を受けて1日働く
という流れ。
入りたいと思った前日でも意外と仕事が見つかります。
ちなみに働いたらその日のうちにお金を受け取れる求人サイトもありますよ。
その場限りの人間関係だから陰キャでも割り切って稼げるぜい。
3.学内バイトをする
大学側が募集しているバイトです。
よくあるバイトの内容は以下の通り。
- オープンキャンパスの手伝い
- 図書館スタッフ
- 試験監督
- 入試や試験の試験監督
- ティーチング・アシスタント(教授の補佐)
つまり大学の運営のお手伝いです!
大学側が過度なクレーム対応や深夜業務を学生に頼むわけはないので、穏やかに働ける可能性が高いんです。
「バイトしたくない」の理由によっては、学内バイトが自分に合うかもしれません。
4.長期インターンを探す
「バイトしたくないけど就活で不利になるのは嫌だ」という大学生には、長期インターンがおすすめ。
そもそもインターンとは、企業が提供してくれる職業体験の機会のこと。
長期インターンではその企業の一員として社会人のように働いて学びます。
就活に向けて企業とのつながりを作れるだけでも大きなメリットなんですが、なんと給料を出してもらえることがあるんです!
バイト代わりにピッタリ!
ちなみに数日で終わる「短期インターン」では給料が出ないことがほとんどです。
5.治験バイトに参加する
「寝ているだけで何万円も一気に稼いで、しばらくバイトせずにのんびり…」が叶う魔法のバイト。
新しい薬などを試すために自分の身体を貸すのが、治験バイトです。
数日〜1ヶ月ほど病院に泊まり込んで、薬を飲んだり検査を受けたりします。
それ以外の時間は検査に影響がない限りは漫画を読んでもゲームをしてもOK。
注意したいのは次の2点です。
- 連続では参加できない
- SNSや掲示板の闇治験は危険
そしてお金目当てで変な大人が参加しているかもしれません…。
6.奨学金を借りる
奨学金は、まあ端的に言えば借金です。
大学生を対象にしており、他のローンよりも金利が低いのがメリット。
大学入学と同時に奨学金を借りている人でも、途中で増額申請できます。
とはいえ借金には変わりないです。これは参考程度に。
バイトしたくない大学生におすすめのフリーランス活動5選
せっかく普通のバイトじゃない変わったことをするなら、フリーランス活動がおすすめです。
バイトとは違った自由な稼ぎ方でストレスフリーだし、就活で自慢できるスキルも磨けます。
いわゆる手に職ってやつ。
挑戦しやすいフリーランス活動を紹介していきます。
- Webライティング
- Webデザイン
- SNS運用
- 動画編集
- Uber Eats
就活せず、卒業後そのままフリーランスを続けるのもOK!
気になる仕事があったらぜひチャレンジしてみてくださいね。
1.Webライティング
Webサイトに載る記事を書く仕事。
この仕事をしている人はWebライターと呼ばれています。
文章力が身につき、レポートや就活のES作成で無双できる!
基本的な日本語が書ければ初歩的な仕事はできます。
特別難しい勉強は必要ないし、パソコン1台さえあればスタートできるのがメリット。
私も大学生の頃からWebライティングで稼いでいます!
2.Webデザイン
Webサイトを作る仕事です。やることは主に2つ。
- サイトのビジュアルを考えるデザイン
- デザイン案をネット上で見られる形に再現するコーディング
私の友達は1サイト10万円とかで受注していました。
ただしデザイン用ソフトの月額料金がかかることがデメリットです。
私もWebデザインの勉強をしているけど、コーディングはある程度の勉強が必要!
0から始めるならWebライティングのほうが早く稼げました。
3.SNS運用
SNS運用で稼ぐ方法は、次の2パターンに分かれます。
- 自分でSNSを運営してインフルエンサーを目指す
- 人が持っているSNSの「中の人」として代わりに運用する
自分のSNSでフォロワーが増えるのはいつになることやら…と、稼げるようになるまでは遠い道のり。
なのでおすすめは「中の人」のパターンです。
「運用代行」と呼ばれることもあります。
例えば、インスタに投稿する画像を作成して公開したり、メッセージの対応をしたり。
InstagramやTikTokの投稿制作がよく募集されています。
4.動画編集
TikTok・インスタのショート動画や、YouTubeの動画を作る仕事です。
なお、編集ソフトの契約料がかかります。
主に使われているのはAdobeという会社のPremiere Proってソフト。
興味があるなら絶対大学生のうちにソフトの使い方を覚えといたほうがお得!
Adobe系ソフトは学割で安くなるぞ!
大体の場合、撮影された無編集の映像素材を受け取って、動画を完成させます。
自分で映像を撮る必要はありません。
5.Uber Eats
実はUber Eatsの配達員もフリーランス活動です。
Uberにバイトとして雇われているわけではありません。
スキルを磨いたり卒業後に独立したりするのは難しいかも。
でも好きな時に好きなだけ動けばいいという自由さがメリットです。
自由度を求めるならUber Eatsが1番かもしれません。
バイトしたくない大学生がフリーランスで稼ぐ具体的なステップ
誰かに頼まれたものを作って報酬をもらうというスタイルのフリーランスは、大体稼ぎ方が共通しています。
- 基本をインプットする
- 学んだことをもとにポートフォリオ(作品例)を作る
- 営業活動をする
- たくさん仕事をこなす
実際に仕事を受けてみて「実績と公開しても良いですか?」と聞くと、ポートフォリオをどんどん増やせます。
強化したポートフォリオや仕事経験をアピールして、さらに高い報酬の仕事を探しましょう。
具体的には、次のようなフリーランス活動がこのやり方に当てはまります。
- Webライター
- Webデザイナー
- SNSの運用代行
- 動画編集
「学ぶ→見本を作る→それをもとに営業」
これが基本です!
バイトしたくない大学生が仕事を探せる場
フリーランス活動をするなら、次のような場所で自分で案件(仕事)を獲得しにいきましょう!
- クラウドソーシングサイト
- ココナラ
- オンラインサロン
- SNS
- YouTube
- お仕事紹介付きの教材
無料で使えるものもあります!
1.クラウドソーシングサイト
お仕事仲介サイトのこと。
サイト側が依頼主からお金を預かったのを確認してから仕事がスタートするので、報酬をもらいそびれる心配が少ないです。
初心者向けの案件も多く募集されています!
2.ココナラ
自分でサービスを考えて売れるサイトです。
例えば「1,000円であなたのアイコンイラストを描きます!」みたいなサービスを出品できます。
私も大学生の子に仕事を頼んだことがあります◎
3.オンラインサロン
オンラインサロンはネット上のサークルのようなイメージ。
月額料金を払うとメンバー限定のコンテンツを見たり、イベントに参加したりできます。
オンラインサロンに入る主な目的はスキルアップです。
サロンの中でサロンの中で講義を受けるなどして稼ぐ力を磨いていきます。
サロンメンバーや主催者が案件の案内を載せてくれることも!
4.SNS
特に仕事が見つかりやすいのはTwitterです。
例えばWebライターなら「#ライター募集」と検索するなど。
他にもフリーランスの人たちがよく仕事依頼ツイートをしています。
ハッシュタグだけでは追いきれないので、過去に募集ツイートをしていた人などをフォローしておくのがおすすめです!
5.YouTube
実は、YouTubeでも時々仕事が募集されています。
私が実際に見かけたのはこのような募集です。
- ラファエル
- はじめしゃちょー
- Repezen Foxx
- 相馬トランジスタ
(へきトラの頃に投稿、現在は動画削除)
憧れの人と一緒に働けるのはアツい…!
5.お仕事紹介付きの教材
卒業生向けに仕事を紹介している有料教材があります。
Webライティングを学ぶために私が購入したのは「WritingHacks」というもの。
フリーランスWebライターになって半年後くらいに買いました。
(私が大学生の頃はまだリリースされてなかった)
この教材じゃなくても、上手に活用すれば勉強と教材購入費の回収で一石二鳥です!
バイトしたくない大学生にはおすすめしない稼ぎ方
大学生にはおすすめしない稼ぎ方もあります。
- ポイ活
- せどり(転売)
- ネットワークビジネス
- パパ活
理由とともに軽く説明していきます。
1.ポイ活
何時間もポチポチやっても、1ヶ月でせいぜいスタバ代を稼げればいいほう。
ポイ活を極めても将来に役立つスキルは身につきません。
やるなら電車の中の暇つぶし程度がぴったりだと思います。
2.せどり(転売)
せどり自体は、実は正しく実践すれば犯罪にはなりません。
しかし無資格で商売目的の売買をするのは違法です。
決まりをクリアしたとしても、まとまったお金がないと仕入れできないので大学生には向いていません。
3.ネットワークビジネス
簡単にいうと、商品を知り合いに紹介して買ってもらうと紹介手数料が自分に入るようなコミュニティ。
ネットワークビジネスだと思っていないくても、先輩や友達に誘われた活動が実はネットワークビジネスだった、というケースもあります。
悪質な紹介が原因で退学処分になることも。関わらないのが1番です。
大学生をターゲットにしたネットワークビジネスが増えているらしいぞ⚠️
4.パパ活・裏垢
多分「現役女子大生」と強調すればかなり稼げます。
でもリスクが大きすぎる。
性被害にあったり、それにより性病をうつされたり…。
うまく立ち回ってトラブルを回避しても、現実的な話、受け取ったお金を確定申告で税務署に伝えて税金を算出しなければなりません。
このへんスルーしている人が多いですが、税金が逃げるのは脱税行為。
つまり犯罪です。
「バイトしたくない」もありだけどデメリットもある
普通のバイトをしなくても、お小遣いを稼いで大学生活をエンジョイすることは意外と現実的です。
ただ、バイトをしない選択にはデメリットもあることを念頭に置いておきましょう。
- 周りと話が合わなくなる
- 社会人経験を積めない
- 確定申告がめんどくさい
大きな欠点ではないですが、一応現実として伝えておきますね!
1.周りと話が合わなくなる
周りはほとんど、時給制の一般的なバイトをしています。
- シフトがさ〜
- バイト先の飲み会で先輩が〜
- この前ヤバい客がいて〜
このようなバイトあるある話に共感できない可能性があります。
大学を卒業してからも、バイトの思い出話になると自分だけついていけないかも…。
2.社会人経験を積めない
バイトとはいえ、やっていることは立派な社会人です。
- 正しい敬語
- 働くのに適した身だしなみ
- 有給申請やシフト調整のやり方
など、バイトだからこそ覚えられることがたくさん。
「ほとんどの大学生はバイトしてるでしょ?これくらい知ってて当然だよね」という思考もあり、就職後に困ってしまうことが考えられます。
もちろんフリーランスでもバイトとはまた違った社会人経験を積めるけどね。
3.確定申告がめんどくさい
フリーランス活動で稼いだ金額が多いと、税金の支払いが発生します。
自分で日々のお金の動きを記録し、年に一度税務署に提出する手続きです。
大学や仕事相手は手伝ってくれないので、1から自分で調べて確定申告することになります。